證大寺
8:30–17:30
葬儀に関して
24時間
お墓に関して
9:00–20:00

●毎朝の修行

頭を下げて挨拶をすること、脱いだ靴を揃えること、食前食後に合掌をすること、これらは大人になってから学んだことではなく、こども時代に親先祖から教えられたことです。こども時代に伝えるぺき大切な伝統の最たるものが、合掌をすることではないでしょうか。證大寺は、地域のこどもたちの心の教育をする責任があると考えています。

夏休みになるとこどもたちが毎朝お寺に集まり、一緒にお経をあげて、古典(和歌と漢文)を大きな声で唱和します。昔の日本人が大切にしてきた素読、暗唱を大切にするために、腹の底から大きな声を出すこと、暗唱試験にチャレンジをすることを教えています。暗唱試験は、一日一度だけのチャレンジで、少しでも間違えるとやり直しになりますが、こどもたちを期待して、励まし、練習させることで、毎年多くのこどもたちが、暗唱試験に合格しています。本堂や山門に入る際の礼儀作法もしっかりと教え、本堂では30分間正座をくずしません。

少し厳しいようですが、夏休みが終わるころには、子供たちは大きく成長しています。なによりも仏さまの侵しい心にふれることにより、ひとりぽっちでないことを実感します。出席カードにハンコをもらってご褒美もあります。30日間連続で参加をする子供もおり、一生懸命頑張った達成感が、自信となって今を生きる力となります。「夏休み!毎朝お坊さん修行」は、こども会の中心となる最も盛んな活動です。こどもたちがこれからますます生き辛くなる世のなかで、人間として生まれてきたことを心の底から喜べるような、毎朝のお坊さん修行をとおして、敬いの心、感謝の心を学んでいます。

●念珠づくり

世界で一つだけのオリジナル念珠(数珠)をつくります。様々な色の珠を選んで個性たっぶりの念珠ができあがります。こども会の行事には、自分でつくった念珠をつけて参加します。世界には十人十色、様々な人たちが生きています。念珠の輪は、パラバラの人間が差異があるままに共に生きていける世界をあらわしています。「念珠づくり」を通して、仏さまのお心にふれていただくことを願っています。

●おみがき

本堂の仏具を磨く黄重な体験です。大きなもので60センチほどある真鍮製の重たい仏具をピカピカに光るまで磨き上げます。仏具に自分の顔がきれいに映れば合格です。服の汚れや体の汗は、洗濯機や風呂に入れば流せますが、心は洗濯機にも風呂にも入れることはできません。心の垢を洗い落とせるのは仏さましかできないお仕事です。「おみがき」をとおして自分の心をみつめる大切な機会にしてください。

●流しそうめん

毎年恒例の夏の風物詩です。證大寺森林公固昭和浄苑から切り出した胄竹を割って、本格的な「流しそうめん」を楽しみます。世界にも例をみない「流しそうめん」は、日本の伝承すべき文化といえるでしょう。日本人にとってこども時代に一度は体験しておきたい思い出のひとつです。